アユ釣り情報 - ayu -

いよいよ終期間近か?笛吹川のアユ    2010.09.22

現場写真 桑戸橋上流
現場写真 神徳橋上流

今シーズンは8月のお盆を過ぎる頃までまともな釣りが出来ずに半ば諦めていた時の終盤に来てからの怒涛の追い込みで遅ればせながら楽しむことが出来た笛吹川のアユだがいよいよ終期を迎えつつある。先週の増水とここに来ての朝晩の冷え込みで今シーズン好調だった上流域のアユがだいぶ下りだしたようだ。23日からは雨が続き、気温もグッと下がるとの予報でそこでラストになるかもしれないと焦り22日(水)再び笛吹川へ釣行した。予報では今年最後の真夏日になりそうだと言うのでアユ日和を期待したが実際には・・・。川に着きまずはいつものように水温をチェック。気温はかなり高いが水温は19・6℃と意外に低くこの夏以降初めて20℃を切った。水位は平水よりマイナス7cm、アカは一部腐り気味。それより不安になったのが先週まで好調だったポイントにハミアトがほとんどないのだ。下ってしまったのか?アカが腐り気味なのに加えて渇水でアユがトロ瀬など深場に入りつつあるのを好都合にオトリは15日から上流域で解禁になったサクリ釣りで自己採取しようと思ったのが甘かった。深場の少ない上流域ではポイントが限られるためまずは桑戸橋上流に入ったが無反応。神徳橋上流、根津橋下流と転戦するもいずれもノーヒット。それどころかハミアトが見られない。1時間半ほどで諦めオトリを買うためフィッシングショップアメミヤに向かおうとするとちょうど電話が鳴った。電話の相手は先週プライベートレッスン(HP参照)をした生徒のSさん。前日のブログに「明日は笛吹川へ」とあったのを見て駆けつけたそうだ。「今日はかなり厳しいそうですよ~」と話すとまもなくシーズンも終わりなので1尾でも釣れればいいとすでにオトリを買ってきたそうだ。事情を話し1尾貸していただいて先週と同じ万力大橋下で一緒に竿を出すことにした。ここもハミアトは先週に比べると少ないが所々にあったので少し期待すると20分ほどで最初の「ガツン」引き抜いたのは19cmとこの時期にしては小型だ。その後もポツポツと掛かり5尾上げたが最大でも23cmとサイズに不満が。良型ほど体が出来上がるのが早いので抱卵したものから下ってしまったようだ。Sさんもバラシ1回のみと言うので午後からは下流で今シーズンの笛吹川最大を狙う事を提案すると「お供します!」との返事。昼飯後、まずは強い流れでも良く潜る型の良い元気なオトリを確保する為に根津橋上流で竿を出した。ここで23cm級を含め私が2尾、Sさんは3尾確保できたところでいざ大型実績の高い鵜飼橋上流へ。ただ、最初の1時間はアタリも無く苦戦したが17時頃に「ガツン」と来て25cmを引き抜いた。続いて24cm、25cmが来て3連チャン。

現場写真 22日の釣果。最大26・2cm
現場写真 今後の本命ポイント鵜飼橋上流

しかし、秋の日は暮れるのが早くすぐに薄暗くなってきた。これが本当の最後になるかも知れないので一か八か腰まで立ちこみ流芯を攻めてみた。これが的中。「ガッツン」と痺れる様なアタリが。慎重に下り引き抜いたのは26・2cm。一昨年の28・2cm、昨年の29・5cmには遠く及ばないまでも今シーズンの笛吹川最大を釣り上げることが出来そのまま納竿。結局19~26・2cm11尾(撮影の際に1尾タモから脱走)と数は出なかったが大型を上げることができ満足だった。Sさんも25cmを1尾を含む計4尾を上げご満悦だった。今後の笛吹川ですが天気が全て。ほとんどが抱卵状態にあり大きく増水したらそのまま終了してしまう可能性もある。いずれにせよ今後の舞台は下流域。降水量次第だが30cm以内の増水で治まってくれればいいが。何とか友釣り期間の今月末までは出来るように今は祈るばかりだ。池田健吾の爆釣天国ブログを開設しました。昨日も釣り場から更新すると早速あちこちから連絡が入った。また上州屋環八世田谷店HPでも池田健吾のアユ釣り情報を更新中。メール会員登録すると携帯メールに配信される私のアユ情報もありますのでこちらもぜひご覧下さい。アユ釣りは情報が命!今シーズンも昨年に続き皆さんとメールにてアユ釣り情報交換をしていきます。お気軽にメール下さい。