アユ釣り情報 - ayu -

28・3cm!今シーズン自己記録更新。那珂川のアユ釣り   2012.08.27

現場写真 大瀬ヤナ前
現場写真 大瀬ヤナ下流

2012年のアユ釣りもいよいよ後半戦に突入。東日本の各河川は軒並み渇水に悩まされておりますが渇水の年ほど大アユは仕留められるもので今年はその期待が高まります。今シーズン最初の大アユ釣りに8月27日(月)栃木・茂木地区の那珂川へ栃木の釣友とそのお仲間さん達の計7人で釣行しました。それに先だって釣友から今シーズンの那珂川茂木地区は型がハンパじゃなく良いからそのつもりで来ないと痛い目に遭うよ!と言われて太い仕掛けを用意して行きました。入ったのは大瀬のヤナ下流。私はこの地区には初めて釣行しましたがまず川の広さにビックリ。渇水でかなり減水しているとは言えとてもじゃないですが川は渡れません。聞くところによると先日入った同行者は29cmまで出たと言っていました。押しが強く水深もある場所がほとんどなので私以外の全員はオモリ&背バリを使用しての釣り。ただ、私はいつものスタイルであるノーシンカー、背バリ無しの完全ノーマル仕掛け。ラインは比重のあるタングステン製の0・125号で挑みました。竿はもちろん愛用のがまかつ・バワースペシャル引抜急瀬90。昨年は大アユシーズン前にして台風による出水でシーズン終了してしまい2年ぶりの出番がやってきました。この地区は川が広いため船からの友釣りが盛んで私達以外に川にいるのは地元の船釣り師達だけでした。私は瀬肩を目指して歩きましたが同行者達はその流れを諸ともせずにどんどん入って行きます。中には胸まで浸かる者やとても渡れないと思われた川を泳いで渡る強者も。ただ、開始から1時間が過ぎても誰にもヒット無し。数が少ないからとは聞いていたものの痺れを切らしてあちこち歩き回った頃、ようやく上流に入っていた人に掛かりました。慎重に下って仕留めたのは26cmクラス。私はさらに上流へ移動してトロに流木が沈んだ流れのヨレを発見しオトリを送り込むと間もなくオトリがブレ出して次の瞬間『ガツン!』それはものすごい衝撃。流れに乗せて浮かせてから一気に引き抜いたのは今シーズン自己最高をはるかに越える大アユ。もちろんオトリには使わず急いで絞めました。大アユのメッカ、九州では釣ったアユをオトリには使えず予め養殖アユをその日に釣る分だけ用意しておくそうですが今シーズンの那珂川のアユもそんなレベル。しかも、腹には卵、白子が入り出しているためオトリにしても泳ぎが悪いためかえって元気な養殖オトリの方が泳ぎが良いようです。ただ、メスアユにはオスアユが寄りだす時期でもあるので使える限りは使う。再び新品の養殖アユにハナカンを通して送り込むと連チャン。これは26cm級のメスアユ。腹ボテでしたが試しにオトリにしてみたら再びヒット。これまた25・5cmの良型で案の定オスアユが追ってきました。その後も2尾追加して午前中に5尾釣り上げて午後の作戦会議を兼ねてみんなで昼飯休憩。

現場写真 大瀬ヤナ下流
現場写真 今シーズン自己最高の28・3cm
現場写真 25cmオーバーぞろいの釣果

最初に釣ったアユを計測してみると28・3cm。もちろん今シーズン最大です。この地区に詳しい釣友に連絡を取った人によると掛かるのがピンポイントで他のポイントには人が入っていたこともあり午後もこの場で再開私も同じポイントへ戻り狙うがいっこうにアタリが出ないまま。川を泳いで渡り腰上まで浸かって釣っていた方達はその甲斐もあって大型を連発。結局私にはヒットがないまま16時に納竿。私は25~28・3cm5尾と数は出なかったが今シーズン最大をゲット出来て大満足。7人の総数でも20尾に届かなかったが掛かれば25cm以上の大型揃いでした。すぐ下流に入っていた船釣りの人も見ている限り3尾だったようですがいずれも大アユ。今シーズンの那珂川は正直魚影は相当薄いそうです。だからこそ、アユ1尾当たりのテリトリーが広くて良質のアカをたくさん食めるので例年以上に大きくなれているようで皆さんも自己新記録も狙えるかも知れません。

当日のタックルデータ

竿 がまかつ・パワースペシャル Ⅲ 引抜急瀬 90
天井糸 がまかつ・鮎天井糸 フロロ 1号
水中糸 ゴーセン・アユ感激プロヴィンテージ 0・125号
付け糸 がまかつ ツケ糸 0・6号
ハナカン がまかつ・頂上ハナカン 7・5号
サカサバリ がまかつ・一番サカサ2号
ハリ がまかつ・てっぺん 8号 3本イカリ