アユ釣り情報 - ayu -

大型アユ乱舞!神流川(上野村)のアユ釣り   2012.08.06

現場写真 小学校前の瀬
現場写真 引き抜きの瞬間をパチリ!

国土交通省が毎年発表する水質良好河川の関東地方No.1に5年連続選ばれた事もある清流が群馬・神流川上流(上野村漁協)だ。水質が良いと当然アカも良質でここのアユは香りが高く味も絶品。最高級アユとして持てはやされている。東京中日スポーツ釣り欄連載『池田健吾の爆釣天国リターンズ・アユ釣り特集』の取材で8月6日に行ってきた。当日は久しぶりの雨予報が出ていてその予報より早く朝から雨がかなり強く降りニゴリが心配されたが水位が多少増えただけでニゴリは入らず1日釣りが出来ました。その多少の水位上昇がアユの動きを良くしたのか追いは活発にしてくれ今シーズン初良型の数釣りが楽しめました。今回は上州屋渋谷店のスタッフ松岡氏、新橋店のスタッフ山田氏、そしてその釣友と計4人での釣行でAM7時半に行き付けの上野村・黒沢オトリに立ち寄りオトリと情報を仕入れて小学校下へ。水温は20℃、アカ着きは良好。降りしきる雨の中で肌寒い中、まずは小砂利の中に大きな石が沈む平瀬にゆっくりオトリを泳がせるとすぐにオトリが暴れだして次の瞬間『ガツン!』なかなか水面を割らないアユはかなりの良型で竿が軟らかいため少し下がって引き抜いたのはいきなり今シーズン最大の24cm。この時期この型が普通に出るのが神流川。これをオトリにすると2、3分後再び『ガツン』今度はオトリ共々デカイため下がらないと引き抜けない。これも24cm級。元気な大型野アユが手に入ったら得意な急瀬の引き釣りに切り替え開始。するとコンスタントに22cmオーバーばかりが掛かる。瀬尻やチャラ瀬など多少流れの緩い場所を攻めると時折成魚放流物と思われる20cm以下も掛かるがガンガン瀬の中で掛かるのは全て22cm以上。ただ、雨がかなり激しく降ってきて落ち葉や小枝などが流れ出し水中糸やハリに絡み付き釣りずらい。正午の時点で14尾上げてとりあえず昼飯休憩。同行者3人も6~12尾とマズマズ。

現場写真 良型アユにニンマリ
現場写真 上州屋渋谷店の松岡氏も良型ゲット
現場写真 これぞ神流川の美形アユ
現場写真 これで午後からの釣果分

午後からは良型実績が高く私も昔から良く狙うお気に入りポイントである川和橋付近の瀬でさらなる良型を狙った。川幅が狭いガンガン瀬に大型の野アユを付けて泳がせるといきなり『ガツン!』の瞬間、目印がブッ飛んだ。ガンガン瀬では抜けずに1段下まで下がって引き抜いたのは丸々と太った体高がある25cm級。この型をオトリにすると動きが鈍いが深瀬も攻められた。すると待ってましたとばかりに23~24cm級が連チャン。瀬肩にある1つ石周りを泳がせると水が綺麗な神流川特有の掛かる瞬間が見えるサイトフィッシングも出来た。結局18時までコンスタントに釣れ続き36尾を上げて納竿。型は18~25cmで成魚放流物と思われる18~19cm級が5、6尾混じった以外は全て22cm以上と良型が揃いました。これからのお盆休み~8月末にかけては27~28cmも頻繁に姿を見せると思われる9月に入れば尺アユの期待も高まります。メタルラインなら0・07号以上でタングステンなど高比重の物(ゴーセン・アユ感激プロヴィンテージなど)、付け糸はフロロカーボン0・5号以上の太仕掛けを準備して挑んでください。

当日のタックルデータ

竿 がまかつ・シルフィード引抜早瀬 81
天井糸 がまかつ・鮎天井糸 フロロ 0・6号
水中糸 ゴーセン・アユ感激プロヴィンテージ 0・07号
付け糸 ゴーセン 感激フロロ 0・6号
ハナカン がまかつ・頂上ハナカン 7号
サカサバリ がまかつ・一番サカサ2号
ハリ がまかつ・てっぺん 7・5号