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冬季限定!東京湾口のライトキンメ釣行会   2013.12.19

現場写真 常連の中村さんはサメにかじられ苦笑い
現場写真 初参加の小林さんも小型ながら人生初キンメをゲット

冬場恒例となっておりますライトキンメ五目釣行会の今シーズン初釣行に12月17日(火)東京湾口へ釣行してきました。
数日前から冬型の気圧配置が強まり夜中から北西風が吹き、出船時間の7時過ぎには平均12mとやや強い状況でした。
今回はブログや当HPをご覧いただきライトキンメ釣りに挑戦してみたいと参加希望をいただきました初参加者2名を含む8人を乗せていつもお世話になっている剣崎・成銀丸の山田正美船長の操船で出船しました。
高い波を突いてポイントまでは約45分。
ポイントに着いて魚探反応を見ながら廻して緊張の第1投目の合図が出て順番投入。
水深は360mで反応は海底から20~30m付近まで縦長に出ていると言うのでキンメに間違いないと確信していました。
各自仕掛けが海底に着きタナ取りをするとすぐに待望のアタリ。
全員の竿にアタリがあった時点で幸先良くみんなにキンメかぁ~とワクワクしながら上げてくると何とサバ。
上げ下げの途中で掛かってしまうことは多々ありますが水深360mのタナで構えていてサバが喰った記憶がなく長年操船している船長も300mを越える水深でサバを釣った記憶がないとビックリしてた様子。
ただ、キンメの時に釣れる大型のサバは『深海サバ』と呼ばれ脂の乗りが抜群で刺身でも食べられ実に美味い。
血抜きをしてもちろんキープ。
考えられる原因としては潮色が明るすぎるか?エサのイワシを追って深場にまで潜っているのか?後者だとキンメの可能性も高いのだが前者だと澄み潮を嫌うキンメには分が悪い。
2投目もキンメらしい反応を目掛けて投入したものの上がって来たのはサバ。
しかもそのサバの腹をサメにカジられているではないか。
今シーズンの関東沿岸には夏の間、マグロが回遊した際にそれを求めた厄介者のサメが大量に住み着いてしまっている。
そのサメはメチャクチャ大きいものまでいて中には4m位のものが船下を行ったり来たりすることも。
こうなってしまうと釣れて来た魚も船内に取り込む前に全て捕られてしまう。
船は大きく移動して3流目。
この流しでは330m付近でアタリがあり巻き上げに入るとキンメ独特のアタリで期待が高まる。
上がって来たのは25~28cmと少し小振りながら本命のキンメダイ。
初参加のメンバーにも同型がヒットして人生初ゲットのキンメに大喜び。
ホッとしたのも束の間、左胴の間の人は巻き上げ途中でサメに横取りされ右ミヨシでは別のサメがキンメに食らい付き運悪く掛かってしまった。
大暴れの後に道糸からブレイク。
これにはお手上げ。
サメを避けて再び移動。
沖ノ瀬周辺を旋回して再投入すると各自アタリがあり竿が曲がりからして多点掛けを期待してサメの攻撃がない事だけを祈り巻き上げてくるが再び私のタックルにサメが飛び付いてしまった。
竿ではとてもじゃないがやり取り出来ずに引き出されブレイク。
上がって来たら上から3本と4本目の間で幹糸が切られていた。
しかし、その残った3本にはしっかりキンメが付いていた。
別の人もサメのアタックがありキンメが頭だけ残して喰い千切られる被害も。
船下を覗くと2m以上もあるようなシャークが牙を剥き出して泳いでいるではないか。
これではお手上げだ。

現場写真 常連の若林さんもダブルヒット
現場写真 当日最高は7点掛け
現場写真 釣房商店のバリ喰いイカが良かった

キンメの反応を見付けてもサメのいない場所は無いほど苦しめられながら再び場所移動。
残り少ない時間でラスト2投となった流しでもすぐにアタリがあり巻き上げを開始。
サメの攻撃を交わして上がってきた仕掛けには小型だがキンメの7点掛け。
そして最後の流しではメダイがヒットして終了となった。
私の釣果はキンメダイ23~28cm12尾、メダイ2kg1尾、サバ40~45cm22尾で船中釣果はキンメダイ1~12尾と全員型を見る事が出来マズマズの釣果になりましたがサメの攻撃を受けなかった人はおらずキンメ多点掛けが予想された巻き上げもサメに横取りを受けるなど悔しい結果となりました。キンメの反応は濃くサメの攻撃さえ無ければさえ20~30枚も期待出来ただろう。
次回の釣行回までにはサメがいなくなることを祈りたい。

ここでお知らせです。
東京湾・相模湾などの近場を中心に冬季限定で毎月開催しております私主催のライトキンメ釣行会ですが今シーズンも実施します。
早速参加希望のメールをいただいておりこの釣りの人気の高さをうかがわせます。
そこで昨年も参加希望者からのお問い合わせが大変多かった1月・2月分の参加希望者を若干名募集致します。
毎回参加している常連さんなども加わり和気あいあいと楽しい釣行会となっておりまして初めての方でタックルをお持ちでない方にはフル装備レンタルタックルもご用意できます。
仕掛けなどもオリジナル仕掛けをご準備させていただいておりますのでご興味のある方、参加を希望される方は当HP『池田健吾の爆釣天国』内のトップページにありますお問い合わせからメールにてお待ちしております。

当日の使用タックル

竿 ミヤマエ・レッドドラゴン 230LM

リール ミヤマエ・コマンド Xー4

道糸 ゴーセン・メーターテクミーSP 8号

仕掛け 池田健吾オリジナルライトキンメ仕掛け 10本バリ(プロトタイプ)
幹糸  16号  ハリス 8号 70cm  ハリ ムツ針下田型 17号

フジワラ 深場用リング S

オモリ フジワラ・スカリー 赤250号

エサ 釣房商店 バリ喰いイカ 赤・青・緑・紫・オレンジ 紫外線本舗 紫外線イカ  サバ切り身