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ファミリフィッシングに絶好。横須賀うみかぜ公園   2010.10.14

現場写真
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秋の堤防は青物が回遊し1年で一番活気を見せる季節です。今シーズンも待ちに待った青物回遊魚が東京湾内にも回遊してきました。サバ、ソーダガツオ、イナダなどがメインターゲットですが今シーズンはサバが多く各堤防とも連日賑わいを見せております。そこで10月14日(木)東京中日スポーツの連載コーナー「池田健吾の楽々フィッシング」の取材を兼ねて青物実績の高い横須賀うみかぜ公園へ向かいました。横須賀うみかぜ公園は整備された公園内400mにわたって釣り専用スペースが設けられ手すりもあって小さなお子様連れでも安心して釣りを楽しむことが出来る人気の釣り場。今シーズンも9月上旬からサバ、ソーダガツオが釣れ出し連日大賑わい。昨シーズンはイナダの爆釣に沸いたが今シーズンは今のところイナダは時折顔を見せる位ですがそのぶんサバ、ソーダガツオに加え今シーズン好調なアジがカバーしてくれる。昨年同時期の感じから大混雑を予想して6時前に到着するが意外や意外、駐車場にはまだまだ入るスペースがかなりある。それもそのはず、釣り場へ出ると正面からの北東風がかなり強い。また、岸壁際には打ち寄せられた枝やゴミなどの浮遊物が大量に浮いている。遠投カゴ釣りには非常に厳しい状況で先客の地元常連師の中には竿を出さずに状況を見ている人も。来たからにはとりあえず、と思ったがどうにも風が強すぎて遠投が利かない。仕掛けだけ変えれば同じタックルで出来る近場のアジ狙いをしながら風が納まるのを待った。タナを8mに取り開始すると早々から活発にアタッた。

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型こそ15~21cm級と小型ではあるが1投1尾で空振り無しのペース。9時頃までに20尾ほど上げたが風は納まるどころかさらに強さを増し10mを超え一時中断を余儀なくさせられた。1時間ほどで再開後もアジは順調にアタるが午後に入っても風は一向に止まずこの日は青物狙いは諦め15時に納竿した。この日はアジ15~21cm51尾、ウルメイワシ、小イサキ、キュウセン多数と釣果だけ見れば悪くはないがシーズン物の青物の姿が見れなかったのが残念でならない。なお、ここ数日北東風が続いている影響で神奈川県内の東京湾沿岸には酸素とプランクトの少ない黒っぽい潮が入り込み群れが沖へ離れているところもあり一時的に喰いが止まっているところもあります。ただ、群れが湾外に抜けた訳ではないようですぐ沖を流れる澄んだ潮の中では群れが確認されていますのでこれも一時的な事と思われ潮が変われば再び青物フィーバーが戻ってくることでしょう。期待しましょう。