渓流釣り・ワカサギ釣り情報 - mountainstream -

箱根・芦ノ湖のマス・ワカサギ釣り   2013.03.11

現場写真 開始早々から良型ニジマスゲット
現場写真 落とし込み釣法

東京中日スポーツ釣り欄の連載『池田健吾の爆釣天国』の取材で1日に解禁を迎えた神奈川・芦ノ湖へマスとワカサギを狙いで釣行してきました。
朝、行き付けの湖尻・おか本さんに着くと南西風がかなり強く吹いていてすでに湖面は白波が立つ状況。
解禁以来好調が続く飯塚沖を狙うつもりで出航しましたが風がモロにあたる場所のため釣りにならず引き返して湖尻桃源台沖へ移動。
海賊船桟橋すぐ沖の水深6m前後に魚探反応が見られたためアンカーリングして開始すると早速アタリがあり釣れてきたのは30cm級のニジマスがヒット。
その後も反応が途切れることなくアタリが続き開始からわずか1時間で9尾の爆釣スタート。
定数である15尾が近づきつつあったため釣り方をウキ釣りからより釣趣のある落とし込み前打ち釣法にチェンジして楽しみました。
クロダイ用前打ち竿やヘチ竿を使い軽いガン玉とエサの重さだけを利用してゆっくり落としていく私が15年ほど前に編み出した釣り方で手元で小さなアタリを取りながら釣るためウキ釣りよりも面白いと大好評の釣り方です。
この釣り方でも連続ヒットしてすぐに定数を数えました。

現場写真 引き味バツグン!落とし込み釣法
現場写真 後半狙ったワカサギは不調
現場写真 35~40cm級の良型のみキープ

一旦、桟橋に戻りスタッフの平野さんにワカサギ事情を聞いて再出航。
芦ノ湖のワカサギ釣りは夏から秋がシーズンで春先は狙う人が皆無。
ただ、釣れない訳ではなく群れの移動が激しいため難しくて狙う人が少ないのが現状です。
この時期のワカサギは浅場へ産卵に向かう群れと深場で固まっている群れに分かれるそうで狙うなら後者の方が釣れる可能性が高いとアドバイスをいただいて深良沖を探索してみることに。
水深20~25m付近をゆっくり魚探で探索すると所々にワカサギらしい反応が見られ試しに仕掛けを入れてみますが空振りの連続。
風が強く水深もあるためアンカーリング出来ずにエンジンをローに入れたままの流し釣りで様子を見たところようやく型は見られましたが釣れたのはその1尾のみで納竿としました。
結局ニジマス22~40cm15尾とワカサギ10cm1尾で終了。
ニジマスは魚影が濃く入れ食いだったので今後も十分楽しめそうです。
一方、ワカサギは昨年の同じ時期に攻めた際には午後からの短時間で50尾ほど出ました。
その時よりむしろ反応は濃かったですが喰いはイマイチ。
唯一釣れたワカサギは卵をパンパンに持っていた事から産卵前の食い渋り期に入っているのかも知れません。
魚影は確認出来ているのでしばらくすれば口を使い出すと思われます。
これからの時期は暖かくなって家族連れやカップルなどでも十分楽しめる芦ノ湖の釣りに出掛けてみては。
なお、この模様は近日中の東京中日スポーツ釣り欄にて掲載致します。
発売日が決まりましたらお知らせします。