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穴場の小河川紹介!噂にたがわぬ釣れっぷり。栃木・田川   2013.07.01

現場写真 実績の高い帝京大学裏は今後期待できそう
現場写真 上流の北部地区のポイント

解禁から1ヶ月ほほが過ぎ、連日攻め続けられた為、場荒れの始まった河川も少なくない。
私の大好きな鬼怒川も解禁当初のような数釣りはなりを潜め現在は小康状態。
梅雨明けからの良型狙いに照準を絞り今は大型に育つのを待つばかりだ。
そんな中、7月1日に鬼怒川漁協管内の佐貫エン提から上流と支流の小河川で解禁を迎え東京中日スポーツ釣り欄『池田健吾の爆釣天国』の取材で釣行してきました。
どの場所に入るかギリギリまで迷った末に漁協関係者の方と相談し本流は出水の後でまだ厳しいのではと言う結論に達し支流の田川に入ることにしました。田川は県内の釣り人以外には馴染みの薄い川ですが鬼怒川漁協管内の支流小河川と言うこともあり放流量が多く穴場河川で最近では噂が広まり東京方面からの釣り人もこっそり通う河川にまでなりました。
私が田川に入るのは実に5年ぶり。
田川のアユ釣りポイントは2エリアに分かれます。
宇都宮市街地がメインポイントの中央地区と高速道路橋より上流の北部地区です。
昨日は解禁日と言う事もありたくさんの人で賑わっていましたが漁協関係者の方に案内していただき早朝から川見を開始しました。
美術館裏から帝京大学裏辺りは放流も多い言わばメインポイントとなるため釣り人も非常に多かったですが前日の雨で多少増水しているのに加えて朝の気温が低く水温もギリギリ17℃と低いこともありなかなか竿が曲がりません。
しばらく様子を見ていましたがパッとしないのでやや上流へ。
両岸から10人位並んでいる間に入れるスペースを見つけたためとりあえずオトリ缶を沈めて竿を出しながら様子を見てみることにしました。
しかし、30分、1時間と経ってもいっこうにアタリは無く周りも釣れる気配がありません。
『ハズしてしまったか!』と思いながら竿を畳み釣友でもある漁協関係者に連絡するともうしばらくしたら行きますからと心強い言葉が。
10時頃到着してその方の案内で高速道路橋上流の北部地区へ。
先に入っていた漁協理事さん達のグループと連絡を取り合流しました。
上流はさらに水温が低いもののハミアトが見られたため日が出れば午後から期待出来そうとの希望から空いている場所に並んで入ることにしました。
水深50cmほどの平瀬が続くポイントで泳がすと2、3分後に幸先良く『ガツン!』引き抜いたのは田川らしい丸々と太った20cm級。
これを皮切りに水温が17・5℃になるとコンスタントに掛かり出しました。
12時までに12尾を数えてみんなで昼飯休憩。いつも思うのですがアユ釣り仲間同士で河原で食べる弁当は何て美味いのか!
1時間ほどの休憩を経て再開。

現場写真 カメラマン、ナイスタイミングですね!
現場写真 ジャスト、タイミングのカットですね。釣りを中断してカメラをかまえていただき本当に感謝です!
現場写真 18~20cm級主体で引き味良好
現場写真 ウインドブレーカーがないと寒いようなコンディションの中にしては上場の26尾をゲット

水温も18℃と幾分上がりこれからか~と期待していましたが太陽が顔を出さないためなかなか活性が上がらず。
ハミアトの付き場を良く観察したら石の頭に多く着いていたので石裏よりも流れが直接当たる場所を重点的に攻めると何とかポツリポツリとヒット。
なかなか思い通りの連発は無いものの型が良いので引きは楽しめました。
結局17時までに26尾と田川の解禁日の数としてはイマイチでしたがウインドブレイカーが無いと震えてしまうような寒いコンディションを考えればマズマズと言え、型が18~21cm級で揃ったので楽しめました。
広範囲にハミアトが見られたので照り込めば一気に爆釣があっても不思議ではなく例年の解禁日のような50~60尾当たり前と言った釣果がこの後やって来そうです。

詳細、お問い合わせは鬼怒川漁協 TEL028-662-6211まで

・当日のタックル・

・竿 がまかつ・伸徹  71→81
・水中糸 ゴーセン・感激プロヴィンテージ 0・0号 
・付け糸 ゴーセン・感激フロロ  0・3号
・ハナカン がまかつ・くっきりハナカン 7号
・サカサバリ くっきりサカサ  3号
・ハリ がまかつ・てっぺん  7号 3本イカリ